この1年間でスマホにおけるYoutubeコンテンツ消費は85%増加
4月9日、毎年恒例となったYoutube主催のイベント「Brandcast 2019」 が、ムンバイで開催された。主にインド国内の広告事業者向けとなる本イベントには、Youtube CEOのSusan Wojcicki(スーザンウォシッキー)氏が登壇し、インドでYoutubeのマイルストーンを以下のように共有しました。
- インドでは毎月、2.65億人がYoutubeのコンテンツを消費しており、Youtubeにおいて世界的に最も急成長しているマーケットである上、最大規模の市場である
- スマホでのYoutube閲覧者数は、2018-2019年の1年間で85%増加した
- そのうち60%は6つの大都市(ニューデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイ、バンガロール、ハイデラーバード)以外の地方都市や田舎でもある
- チャンネル登録者数が100万人を超えるチャネルは現在1200件があり、5年前15件しかなかった
- 学術コンテンツ、職業教育、エンターテインメントなど多様なコンテンツが地域の言語で作成され、コンテンツへのリーチ数が急増している
- 毎年4000万人の新しいユーザーが登壇
- 2020年には5億人のインド人がオンラインビデオコンテンツを消費するを見込まれている
- 3月中旬にYoutube Musicがローンチされて、1週間で300万人が利用を開始した
「Brandcast 2019」には、世界最大級のメディアコミュニケーション・エージェンシーであるGroupM アジア太平洋CEO Mark Patterson(マーク・パターソン)氏も登壇。ここ2〜3年のうちにインドで起きたモバイルビデオ革命をテーマに講演し、ユーザー行動は大いにスマホにシフトしていることを強調しました。インドでの生活やビジネスにYoutubeが広く浸透するにつれて、デジタル広告の重要性も高まっています。ターゲットされた消費者へのカスタム広告配信、よりクリエティブなストーリーティリングが、プラットフォームのファネルを活かした多様なデジタル広告を実現できます。
Pepsiをはじめ、インド大手二輪車Bajaj Auto(モーターバイク製造メーカー)、大手金融機関などが、幅広い層へのリーチが期待できるカスタム広告配信や若年層をターゲットとするためにYoutubeを活用しています。
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